
Frederic Leighton · PD
漁夫とセイレーン
作品情報
ストーリー
主題はゲーテが1779年に書いたバラード『漁夫』に由来する。人魚が水から現れ、子どもたちを死へと誘っていると漁夫を責めるが、やがて人魚自身の美しさが男を水中へと引き込んでいく。のちに多くのヴィクトリア朝の画家を魅了することになる「宿命の女」の姿が、ここでは包み隠さず描かれている。人魚は漁夫の首に腕を回し、漁夫はすでに水へと滑り落ちていく。レイトンはわずか28歳で、1858年にロンドンのロイヤル・アカデミーにこの絵を出品した。その際、彼はゲーテの一節を添えた。半ばは彼女が引き寄せ、半ばは彼が沈み、そして二度と姿を見せることはなかった。




