
Bartolomé Esteban Murillo · PD
ローマのサンタ・マリア・マッジョーレの創建。貴族が教皇に夢を語る
作品情報
ストーリー
八月のローマに雪が降る。ある貴族とその妻が同じ夢を見て、雪の積もった場所に聖堂を建てよと聖母に告げられた、という言い伝えである。ムリーリョは1664年から1665年にかけて、この物語を二枚の半円形の大画面に描いた。行き先はセビーリャのサンタ・マリア・ラ・ブランカ教会、参事会員フスティーノ・デ・ネベが改修を進めていた小さな円蓋の下だった。こちらの一枚では、夫妻が夢を教皇リベリウスに語っている。四世紀の教皇だが、顔は当時存命だったアレクサンデル七世のものだ。1661年に聖母の無原罪を宣言した教皇である。傍らの高位聖職者は眼鏡の位置を直している。二枚は1810年ごろスール元帥によってフランスへ運ばれ、1815年10月にスペインへ戻った。




