
Nicolas Poussin · PD
フォキオンの葬礼
作品情報
ストーリー
1648年、ローマにいたプッサンは、リヨンの絹商人のためにこの場面を描いた。前景では二人の男が、屍衣にくるまれた遺体を町の外へ運び出している。それはフォキオン、清廉なアテナイの将軍で、紀元前318年ごろ、市民たちが偽りの罪状で死刑にし、城壁の内に葬ることさえ許さなかった人物である。プッサンは悲嘆をあおらない。小さな葬列がはるか遠くを進む一方、整然と明るい都市は何事もないように営みを続ける。遺灰を拾い集める場面を描いた対をなす一枚も残っている。




