
GoldenArtists · CC-BY-4.0
聖家族
作品情報
ストーリー
レンブラントがこの絵を描いたのは1633年から1635年のあいだ、ライデンからアムステルダムに移って数年後、肖像画の注文で忙しく、暮らし向きもよくなっていたころである。聖家族がいるのは大工ヨセフの仕事場で、壁には道具が掛かり、人物はほぼ等身大に描かれている。マリアが幼子を抱き、ヨセフは二人の上に身をかがめて子を見つめる。美術館はこれを記念碑的な風俗画と呼び、レンブラントのオランダ的な出自に根ざす、飾らない世俗的な自然さを指摘する。画家の関心は、家族の安らぎと親の愛だけに向けられており、まさにそこにキリストが人となったことが表されている、と美術館はみる。このカンヴァスは1799年、マンハイムの画廊とともにミュンヘンへ移った。




