扇を持つ婦人

Diego Velázquez · PD

扇を持つ婦人


作品情報

制作年
1637
技法
油彩、カンバス
種類
絵画
寸法
95 × 70 cm

ストーリー

1637年頃、ベラスケスは扇を手にした一人の女性を描いた。誰なのかは今も分からず、黒いレースのマンティーリャに半ば隠れた顔立ちには、スペインともフランスとも取れる曖昧さがある。宮廷の王や道化を数多く描いた画家が、素性の知れない女性にこれほど落ち着いた気品を与えているのは珍しい。伏し目がちの視線と、そっと扇を握る手だけが、彼女の心のうちをわずかに覗かせる。

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