
GualdimG · CC-BY-SA-4.0
跳ぶ馬(原寸大習作)
作品情報
ストーリー
ロンドンの画室で、コンスタブルはサフォークの川を描き続けていた。ストゥア川は当時れっきとした輸送路で、艀は岸を歩く馬に曳かせて動かす。牛が逃げないように曳舟道を横切って柵が渡してあり、馬はそれを跳び越して進んだ。この絵の主題はその一瞬である。
彼はストゥア川の大画面を六点描き、そのどれについても、完成作と同じ原寸の油の下絵を先に作っている。幅は二メートル近い。歴史画に使うような大きさの画布を、構図を試すためだけに一枚使うやり方だった。
1825年のロイヤル・アカデミー展に出したのは仕上げのほうで、そちらはいまもアカデミーの所蔵になっている。ロンドンに残ったこの下絵には、位置を決めかねて描き直した跡がそのまま見えている。




