エリザの寛大さ、エリザ・バチョッキ記念碑(石膏原型)

エリザの寛大さ、エリザ・バチョッキ記念碑(石膏原型)


作品情報

制作年
1810
技法
石膏
種類
彫刻
寸法
228 × 136 cm

ストーリー

バルトリーニがこの群像に取りかかったのは1808年、ナポレオンの妹エリザ・バチョッキがルッカを治め、まもなくトスカーナ全体の大公妃となるころでした。エリザは女神ミネルウァの姿で座り、冠と王笏を持ち、足もとには女神の蛇がいます。その腕に抱かれているのは守護霊ゲニウスで、手にした巻物はおそらく彼女が定めた新しい法を示しています。題名は「エリザの寛大」。記念碑はカッラーラの広場に建てられる予定だったと考えられていますが、1814年の帝政の崩壊で制作は止まりました。1820年にエリザがトリエステで亡くなると、夫フェリーチェはこの群像を妻の墓碑に作り替えるよう依頼し、ボローニャのサン・ペトローニオ聖堂に置くつもりでした。大理石はその聖堂には入りませんでした。一家はボローニャの貴族マッシミリアーノ・マルヴェッツィ・アンジェレッリに売り、彼はチェルトーザ墓地に自家の墓として据えました。そこでは座る女性はただのミネルウァになっています。この石膏がどの段階のものかは、いまも議論があります。美術館と国の文化財目録は1808年から1813年頃、存命の君主のための記念碑と見ていますが、古い研究では1820年以降の墓碑版とされていました。

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