
Paul Signac · PD
アニエールのフェリシテ桟橋
作品情報
ストーリー
「ラ・フェリシテ」はセーヌ川の遊覧船として知られた船で、シニャックが1886年に描いたのは、その船着き場である。場所はパリのすぐ外、アニエール。日曜になるとパリの人々が遊びに出てくる一方、同じ川岸には工場や作業場が増えつつあった。画面は、混ぜ合わせていない絵具を小さな点として並べ、見る人の目のなかで色が混ざるようにして組み立てられている。縦33センチ、横47センチほどの小さな画面である。翌1887年、シニャックはこれを審査のないアンデパンダン展に出品した。パリに来て間もないファン・ゴッホは彼の絵具の置き方に強い関心を寄せており、そこでこの絵を見ていた可能性がある。




