洗礼者聖ヨハネの説教

洗礼者聖ヨハネの説教


作品情報

制作年
1602
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
100 × 180 cm

ストーリー

説教者は探さないと見つからない。洗礼者ヨハネは影のなかの仮ごしらえの説教壇に立ち、長い髪とひげをたくわえ、手で指し示しながら、自分のあとにもっと力ある方が来ると群衆に告げている。聴衆の何人かはハールレムの市民のように見える。コルネリスが1602年にこの画布に署名と年記を入れたのも、その町だった。ほかの人々は弁当を広げ、おしゃべりをし、よく見ようと高いところへよじ登っている。左側の異国風の被り物をつけた五人の男は、マタイによる福音書でヨハネの話を聞きに来たファリサイ派とサドカイ派の人々を表す。

荒野で説教するヨハネの場面はネーデルラントで好まれた主題で、ナショナル・ギャラリーは、それが当時の生々しい問題に触れていたのかもしれないとしている。1566年以降、カルヴァン派の説教師たちは教会で説教することができず、町の外の野原で野外説教を行って大勢の人を集めた。緑から青い丘へと遠ざかっていく広い風景は、画家で著述家のカーレル・ファン・マンデルが示した型にならっている。ナショナル・ギャラリーは1978年にこの絵を購入した。

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