
Peter Paul Rubens · PD
プロセルピナの略奪
作品情報
ストーリー
車を駆っているのは幼いクピドたちである。馬のあいだで手綱を握り、闇のほうへ車を追い立てている。冥界の主プルートーがプロセルピナを自分の国へ連れ去る場面で、ミネルウァ、ウェヌス、ディアナの三柱がそれを止めようと駆けつける。この話はもともと季節の移り変わりの説明だった。娘を奪われた穀物の女神ケレスが嘆きのあまり畑を実らせなくなり、年の一部だけ娘を返すという取り決めができて、ようやく春が戻る。画面は181×271センチ。1636年ごろ、マドリード近郊にあるフェリペ4世の狩猟館トレ・デ・ラ・パラーダのために描かれた。




