
Sandro Botticelli · PD
復活したキリスト
作品情報
ストーリー
1480年ごろ、サンドロ・ボッティチェッリはフィレンツェで最も引く手あまたの画家のひとりで、その翌年にはローマへ呼ばれ、システィーナ礼拝堂の壁画に加わることになります。この小さな板絵は、そうした華やかな仕事とは別の、静かな一面に属しています。家の一室でそばに置き、個人の祈りのために描かれました。暗い背景に、正面を向いた半身の復活したキリスト。頭にはまだ茨の冠があり、視線はまっすぐ、前に立つ者へ向けられています。大切なのは大きさです。高さはおよそ45センチ。腕を伸ばせば届く距離で一対一に向き合うことを求める絵で、最初の持ち主もそうして祈ったのでしょう。




