春——花を摘んでいて蛇に咬まれるエウリュディケ(エウリュディケの死)

Eugène Delacroix · PD

春——花を摘んでいて蛇に咬まれるエウリュディケ(エウリュディケの死)


作品情報

制作年
1863
技法
油彩
種類
絵画
寸法
197.5 × 166 cm

ストーリー

1856年のはじめ、ドラクロワは日記にギリシア・ローマ神話の場面をいくつも書き出しています。アルザスの実業家フレデリック・ハルトマンから、コルマールの邸宅を飾る「四季」の大作四点を頼まれていたからです。春に選んだのは、花を摘んでいたエウリュディケが蛇にかまれて命を落とす物語でした。倒れかかる彼女を抱きとめる若者は、夫のオルフェウスと考えられています。岩も雲も木々も、人物と同じ幅広い筆づかいで描かれ、渦を巻くように画面を包んでいます。制作は長引き、1860年4月の日記には「四季」がかなり進んだとありますが、四点は未完のまま残りました。のちにアカデミックな画家が手を加えて売りに出され、その加筆が取り除かれたのは1930年ごろのことです。

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