
三つの群れ
作品情報
ストーリー
日は低く、影は長く、牧人たちは家路についています。ベルヘムはこの板絵に署名し、1656年の年記を入れました。オランダ語の題名は「三つの群れ」という意味で、夕方の野を追われていく牛と羊の群れにちなみ、若い羊飼いが自分の羊を前へと追い立てています。SK-A-29という若い所蔵番号が、この絵が早くからあったことを物語ります。美術館が購入したのは1808年。兄ナポレオンによってホラント王に据えられたルイ・ボナパルトが、国の美術コレクションをアムステルダムに移して王立美術館とした年で、これがのちの国立美術館になります。以来この板絵は、館の名が変わるたびにそのままコレクションに残ってきました。




