聖母子

聖母子


作品情報

制作年
1531
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
43 × 32.8 cm

ストーリー

この板絵について分かっていることは、ほとんどすべて絵そのものに書かれている。長いラテン語の銘文が、代金を払った人物の名を挙げる。バイエルン公エルンストに仕えた聖職者コロマン・レップフで、エルンストは当時パッサウ司教領を治めていた。レップフはこの絵を、天使がマリアに告げた挨拶をたたえる兄弟会の創立者、司祭ルートヴィヒ・フレシュルを記念して作らせ、自分自身のためにも捧げた。銘文は1522年という年で始まり、1531年で終わる。後者が美術館の付ける制作年である。アルトドルファーはその七年後に亡くなった。ウィーン美術史美術館は、色彩と人物の肉づけに、彼の晩年の様式の始まりを見ている。モノグラムは右上の隅にある。何世紀ものち、この板絵はピサの個人コレクションに現れ、1875年にプレスブルク、今のブラチスラヴァの競売を経て、1922年にウィーンの美術館に入った。

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