ポルツィウンクラでの聖フランチェスコの幻視

Bartolomé Esteban Murillo · PD

ポルツィウンクラでの聖フランチェスコの幻視


作品情報

制作年
1675
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
206 × 146 cm

ストーリー

題名にある礼拝堂は実在します。アッシジで、後から建てられた教会のなかにすっぽり収まるほど小さな建物です。フランシスコ会はこれをポルツィウンクラと呼びます。伝えによれば、フランチェスコがそこで祈っていると、キリストと聖母が現れ、彼はこの場所を訪れるすべての人のための赦しを願いました。願いは聞き入れられ、以後何百年ものあいだ、巡礼者は八月二日にこのひと間を目指して歩きました。

ムリーリョが描いたのは、その幻視の瞬間そのものです。床にはバラが散り、画面の上半分は天使で埋まり、光がふつうの部屋と出現の場をつなぐ継ぎ目になっています。プラド美術館の解説も、花、天使、雲、光を画家の手立てとして並べて、そう述べています。

画面は大きく、206センチ×146センチ。プラド美術館は制作を1670年から1680年のあいだとしています。買い上げたのはカルロス四世で、1814年から1818年の王宮目録では緑の暖炉の間に掛かっていました。

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