
Claude Monet · PD
睡蓮の池
作品情報
ストーリー
1918年の夏、ジヴェルニーの庭には前線の砲声が届いていた。周りは疎開を勧めたが、77歳のモネは動かなかった。この数年、彼は自分で造らせた池だけを、それまでにない大きさの画布に描き続けている。この一枚も横は2メートルを超える。11月11日に休戦協定が結ばれると、その翌日、彼は首相のクレマンソーに手紙を書いた。長い付き合いの友人でもあった相手に、勝利の記念として大装飾画を2点、国家に贈りたいと申し出ている。この大きさの睡蓮は生前ほとんど人目に触れず、多くはジヴェルニーのアトリエに置かれたまま、彼の死後も長いあいだそこに残された。




