カロの凱旋戦車

Peter Paul Rubens · PD

カロの凱旋戦車


作品情報

制作年
1638
技法
油彩・板
種類
絵画
寸法
103 × 71 cm

ストーリー

1638年6月20日、オランダ軍がアントウェルペンを包囲しようと迫っていたとき、枢機卿インファンテ・フェルナンド率いる小さなスペイン軍が、スヘルデ川の砦カロの近くでこれを撃退した。オランダがネーデルラント長期戦争で被った最悪の敗北であり、包囲の縄が締まるのを感じていたアントウェルペンは祝った。市参事会は毎年の行列のために、ルーベンスに凱旋車の設計を依頼した。これがその設計で、油彩で描かれている。絵であると同時に、組み立てのための図面でもある。ルーベンスは奪った旗と戦利品を積んだ車を配し、中央に勝利の月桂樹を立て、アントウェルペンと諸州を擬人化した人物を添え、大工が組み立てられるよう車の平面図まで描き込んでいる。彼は61歳で、余命はあと二年だった。版画家テオドール・ファン・タルデンがのちにこれを版画にし、勝利をヨーロッパじゅうに伝えた。

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