
Claude Monet · CC-BY-SA-4.0
クルーズ渓谷(陽光の効果)
作品情報
ストーリー
フランス中部の村フレスリーヌの下で、プティット・クルーズ川とグランド・クルーズ川がひとつになります。その合流点には、レ・ゾー・サンブラント、似通った水という名前がついています。1889年の春、モネはこの合流点をおよそ十回描きました。これは真昼の太陽の下の眺めです。ボストン美術館の解説によれば、強い光が岩の割れ目や張り出しをひとつ残らず浮かび上がらせ、下を流れる川は厚く置かれた白の筆致できらめいています。1889年6月20日、モネはこの画布をパリの画商ブッソ・ヴァラドン商会に売り、商会は在庫台帳にまさにその名前、レ・ゾー・サンブラントと書き込みました。1891年にはすでにアメリカに渡り、その後の30年をニューヨークで過ごします。1924年2月、ボストンのグレース・エドワーズがこれを買いました。おそらく兄弟のロバートのためです。ロバート、ハンナ、グレースのエドワーズ家の三人はそれぞれ収集家で、作品を共同で所有していたようです。ロバートはその年のうちに亡くなり、母ジュリアナ・チェイニー・エドワーズをしのんでコレクションをボストン美術館に遺贈しました。この画布も1925年、そのなかの一点として美術館に入りました。




