
Nicolas Poussin · PD
ヴィーナスとアドニス、グロッタフェッラータの風景(《ヴィーナスとアドニス》の右半分)
作品情報
ストーリー
1620年代のはじめ、ローマに着いたばかりのプッサンは、街の周辺の田園で、神々のいる風景を描いていました。これもその一枚です。木の下でウェヌスがアドニスを誘い、まわりを小さなアモルたちが飛びかう、ローマ近郊グロッタフェッラータの風景です。もっとも、ここに見えるのは絵の半分にすぎません。18世紀に、画布は二つに切り分けられました。この男女のいる右半分は、1825年、美術館の創立者である画家フランソワ=グザヴィエ・ファーブルの遺贈によって、モンペリエのファーブル美術館に入りました。もう片方には、河の神が猟犬に飲み物を差し出す姿があり、二百年近く別々のままでした。2010年ごろ、モンペリエがこれを買い戻し、二つの半分はようやく一つに戻りました。




