
John Constable · PD
ハムステッド、下段テラスの眺め
作品情報
ストーリー
コンスタブルは1821年と1822年の夏を、ロンドン北のハムステッドで借家住まいして過ごした。妻マリアの胸の病が重く、街なかの煤から離す必要があったからで、借りたのがロウアー・テラス2番地である。この小さな画布に写っているのは、その家の庭から見た隣の3番と4番の裏側にすぎない。同じ庭で彼は空だけを描く習作を何十枚も重ね、裏に日付と時刻と風向きを書き付けていた。ハムステッドの借家で生まれた娘イザベルが、1888年に父の遺した作品をまとめて寄贈し、この一枚もサウス・ケンジントンの美術館に入っている。




