日没の海の眺め

日没の海の眺め


作品情報

アーティスト
クロード・モネ
制作年
1862
技法
紙にパステル
種類
素描
寸法
15.3 × 40 cm

ストーリー

1859年のサロン評で、詩人ボードレールはウジェーヌ・ブーダンのアトリエで見た海と空のパステル習作に触れています。どの紙の余白にも日付と時刻と風向きが書き込まれていて、あの雲の群れが強い酒のように頭にのぼってきた、と。ブーダンは、モネが少年時代から知っていたル・アーヴルの画家です。1862年ごろ、20代に入ったばかりのモネが自分で描いたのがこの一枚で、幅40センチ、高さわずか15センチの細長い紙です。画面のほとんどは空で、藤色がかった灰色の地に黄色い雲が長くたなびき、その下に灰青色の海があります。モネは右下に署名し、30年近く手元に置きました。1891年8月に画商ポール・デュラン=リュエルに売り、1907年にボストンの収集家ウィリアム・ペイン・ブレイクが購入します。1922年、姉妹を偲ぶ彼の遺贈によって美術館に入りました。

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