
Jan Brueghel the Elder · PD
村の通り
作品情報
ストーリー
縦8センチ、横12.8センチ。この村の通りは絵はがきよりも小さな絵です。ブリューゲルは1610年にこれを銅板に描きました。これほど小さな画面が成り立つのは、銅という支持体があってこそです。アントウェルペンの画家たちは、こうした板をふつう自分では用意せず、町の銅細工師から買っていました。職人たちは金属を叩いて平らになめらかに仕上げ、なかでも名の知られたピーテル・スタスは、ブリューゲルの工房に渡った銅板の裏に自分の刻印を打っています。この一枚に刻印があるかどうかについて、美術館の記録は何も述べていません。アルテ・ピナコテークでは第9展示室のガラスケースに収められていて、家並みを数センチの距離からじっくり眺めることができます。




