聖母被昇天と大天使ミカエル

Dosso Dossi · PD

聖母被昇天と大天使ミカエル


作品情報

アーティスト
ドッソ・ドッシ
制作年
1533
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
243 × 166 cm

ストーリー

この宗教画の背後には、じつは政治的な勝利がある。フェラーラ公アルフォンソ1世・デステが1533年ごろ、レッジョの大聖堂のために感謝の奉献として注文したものだ。1510年に教皇ユリウス2世が彼からモデナとレッジョを奪い、1530年に皇帝カール5世がこの二つの都市を公国へ返した。足もとに敗れた悪魔を踏みつける大天使ミカエルは、奪われた土地を取り戻した君主の姿としても読める。板絵はフェラーラ宮廷の二人の兄弟画家の手になる。バッティスタ・ドッシが天使たちに囲まれて昇天する聖母、墓のそばの使徒たち、そして風景を描き、大天使の姿と打ち負かされた怪物は、より奇怪で落ち着かないドッソ・ドッシの筆から生まれた。天上の栄光と地上の戦い、二つの層が一枚の板の上に上下に重ねられている。

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