ユピテルの雷霆を鍛えるウゥルカーヌス

Peter Paul Rubens · PD

ユピテルの雷霆を鍛えるウゥルカーヌス


作品情報

制作年
1636
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
182.5 × 99.5 cm

ストーリー

ウゥルカーヌスは炉のそばに立ち、槌を振り上げ、まさに雷霆を打とうとしている。典拠はほぼ間違いなくウェルギリウスである。『アエネーイス』第8巻で、火の神とキュクロープスたちは、ユピテルが天から地へいくつも投げ下ろすあの雷を鍛えている。ルーベンスは書簡でしばしばウェルギリウスを引いた。背景に覗く武具、胸甲と盾と斧は、さらに『イーリアス』へ、テティスがヘーパイストスに息子アキレウスの武具を頼む場面へとつながる。画布の上では、ほどけた筆触そのものが、いま鍛えられている雷の記号になっている。この絵は1636年から1638年にかけて、エル・パルドにあるフェリペ4世の狩猟館トーレ・デ・ラ・パラダのために、ルーベンス自身の手で描かれた。

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