
Claude Monet · PD
睡蓮
作品情報
ストーリー
この作品は、東京・京橋のアーティゾン美術館にあります。ブリヂストンの創業者、石橋正二郎が1952年に開いた美術館で、かつてはブリヂストン美術館と呼ばれていました。描かれているのは、モネがジヴェルニーの自宅の庭に造った池です。1901年の夏、モネは土地を買い足し、エプト川からさらに水を引き込んで池を広げたいと県知事に願い出ました。申請は土木局、農務省、郡役所、村議会のあいだを四か月ほど行き来し、12月にようやく許可が下ります。知事が根拠にしたのは民法の条文で、敷地を流れる水は、敷地を出るところで元の流れに戻せば自由に使ってよい、というものでした。この絵には1903年の署名と年記があり、広げた池を描いた最初期の一枚です。画面いっぱいに水面が広がり、睡蓮の群れがところどころに浮かんでいます。




