
Claude Monet · PD
睡蓮
作品情報
ストーリー
縦長の画面に、ピンクの花をつけた睡蓮の葉の群れがいくつか浮かび、そのあいだの水面には空の色が映っています。モネが1908年頃、ジヴェルニーの庭の池で描いたもので、右下に署名があります。彼はこの絵を12年ほど手もとに置き、手放したのは1920年12月、80歳のときでした。当時のモネは、国に寄贈するつもりの巨大な睡蓮の装飾画に打ち込んでいました。買い取ったのはパリの画商デュラン=リュエルとベルネーム=ジュヌの共同で、翌年にはベルネーム=ジュヌ画廊のモネ展に並びました。1923年7月にはパリの薬剤師アンリ・カノンヌのものになります。のど飴「ヴァルダ」で財を成したカノンヌは、やがてモネの睡蓮を十数点所有する収集家になりました。絵は息子ジャックに受け継がれ、2000年にはアメリカの実業家ウィリアム・コークがニューヨークのサザビーズで購入します。2015年、同じサザビーズに出品されると、約3400万ドルで落札されました。




