
Claude Monet · PD
ロンドンのウォータールー橋
作品情報
ストーリー
この絵が東京の国立西洋美術館に収まるまでには、長い道のりがありました。1921年頃、神戸の実業家、松方幸次郎がおそらくモネ本人から購入したとされています。しかし作品はフランスに置かれていた松方コレクションの一部となり、1944年にフランス政府に接収され、日本に引き渡されたのは1959年1月のことでした。同じ年、返還された松方コレクションを収めるために国立西洋美術館が開館し、この絵は4月にその所蔵品となります。モネ自身は1899年から1901年にかけて三度ロンドンに滞在し、テムズ川沿いのサヴォイ・ホテルから霧の中の橋を描きました。左下の署名に1902年とあるのは、ロンドンで描き始めた作品の多くを、ジヴェルニーのアトリエで仕上げたためです。




