
Peter Paul Rubens · PD
冬:納屋の内部
作品情報
ストーリー
梁と柱のすき間から、雪をかぶった農家の屋根と葉を落とした木々が見えます。ルーベンスが1618年ごろに描いたのは、冬の日の納屋の内側です。片側が外に開いた納屋のなかでは、いつもどおりの仕事が続いています。左ではつばの広い帽子の男が馬のそばに立ち、右では牛がつながれ、籠を腕にかけた若い女性がその前を通りすぎていきます。
中央の床の上では、一家が小さなたき火を囲んで暖をとっています。この絵を所蔵する英国王室コレクションによれば、彼らは一夜の宿を与えられた人々で、ありふれた農場の場面に慈善というテーマを添えています。
この絵はのちに、ジェームズ1世とチャールズ1世の寵臣だったバッキンガム公ジョージ・ヴィリアーズのもとにあり、ルーベンスの夏の風景画と対にして飾られていたようです。1747年、ウェールズ公フレデリックがこの二点をそろって買い取りました。




