イングランド王ジェームズ1世の治世における、戦争と不和に打ち勝つ叡智

Peter Paul Rubens · PD

イングランド王ジェームズ1世の治世における、戦争と不和に打ち勝つ叡智


作品情報

制作年
1632
技法
油彩
種類
絵画
寸法
70.5 × 85.3 cm

ストーリー

1632年ごろ、イングランド王チャールズ1世は議会を開かずに統治して、すでに三年がたっていました。そのチャールズが、ロンドンのホワイトホール宮殿の儀式用の広間、バンケティング・ハウスの天井画をルーベンスに注文します。主題は父ジェームズ1世。イングランドとスコットランドの王冠をひとつにし、平和の王を自任した君主です。この板絵は、ルーベンスがその天井画を練るために描いた油彩スケッチのひとつです。玉座のジェームズが腕を差し伸べ、兜をかぶり槍を手にした知恵の女神ミネルウァが、武装した兵士を押し返しています。ブリュッセルの美術館は、この場面を「知恵がジェームズ1世の玉座から武装した反乱を遠ざける」と題しています。完成した天井画は1636年に取り付けられました。1649年、チャールズ1世はまさにこの建物の前に組まれた処刑台で首をはねられています。スケッチは1894年、パリの画商からベルギー王立美術館に買い取られました。

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