
Caspar David Friedrich · PD
リューゲン島の浜辺の女性
作品情報
ストーリー
1931年6月6日、ミュンヘンのガラス宮が火事で焼け落ち、開かれたばかりのドイツ・ロマン派展の作品がすべて失われました。フリードリヒの絵も九点が焼け、その中に、浜辺の婦人が小舟に手を振る一枚がありました。ゴータの公爵家の美術館の所蔵品で、この作品と近い主題です。こちらの女性は手を振ってはいません。赤い服で岩に半ば身を横たえ、背を向けたまま、どこを見ているのかもはっきりしません。岸辺には杭に網が張られ、茶色い帆の漁船が列になって沖へ出ていきます。水平線の白い帯は、リューゲン島の北端、アルコナ岬の白亜の崖です。1818年頃に描かれた、幅30センチほどの小品です。




