
Claude Monet · CC-BY-3.0
ザーンダム
作品情報
ストーリー
背の高い並木が、緑に塗られた木造の家々の上に枝を傾けています。屋根は赤く、遠くには教会の尖塔が雲の多い空へ伸び、水面は短い横向きの筆触で描かれています。アムステルダムの北、ザーン川沿いの風車の町ザーンダムです。モネがここに着いたのは1871年6月2日。その少し前、パリ・コミューンは一週間の市街戦の末に鎮圧されていました。戦争のあいだロンドンに身を寄せていたモネは、到着したその日に、友人の画家カミーユ・ピサロへ、ここには一生かけても描ききれないほどの題材があると書き送っています。ロンドンでは画商ポール・デュラン=リュエルと知り合っており、この絵もおそらく1872年ごろ彼が買い取りました。1906年、画家で収集家のエティエンヌ・モロー=ネラトンがフランス国家に寄贈しています。




