
sailko · CC-BY-SA-4.0
サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノの受胎告知
作品情報
ストーリー
フラ・アンジェリコは修道士であり画家でもあったドミニコ会の人で、この受胎告知の主題に幾度も立ち返った。1430年ごろ、彼はトスカーナの町サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ近くのフランチェスコ会修道院のためにこの板絵を描いた。左に大天使ガブリエル、右にマリア、その奥には壁で囲まれた庭が広がる。第二次世界大戦中、この作品はドイツ軍によってイタリア国外へ持ち出された。戻ってきたのは、戦後に占領下で略奪された美術品を追跡し、故国へ取り返したイタリアの調査官ロドルフォ・シヴィエーロのおかげである。下部のプレデッラに並ぶマリアの生涯の小さな場面は、その多くを弟子のザノービ・ストロッツィが手がけた。




