
Jean-Antoine Watteau · PD
公園の集い
作品情報
ストーリー
画面の右端で、茂みに半ば隠れながらフルートを吹く男は、ヴァトーが描きためた素描から抜き出された人物です。その素描は長く所在がわからず、近年になってオークションに姿を現しました。ヴァトーはふだん、特定の絵のためというより、立つ人、座る人、振り向く人を赤や黒のチョークで次々に描きため、絵を描くときにそこから登場人物を選びました。1716年から1717年ごろに胡桃材の小さな板に描かれたこの作品でも、左で散策する男女はもともと別々の素描で、女性はロサンゼルスのゲティ美術館、男性はルーヴル美術館にある紙に描かれています。二人はこの絵の中で初めて組み合わされました。作品は1869年、パリの医師で収集家のルイ・ラ・カーズの遺贈によってルーヴルに入りました。




