ヴォルガの船曳き

Ilya Repin · PD

ヴォルガの船曳き


作品情報

アーティスト
イリヤ・レーピン
制作年
1870
技法
キャンバスに油彩
種類
絵画
寸法
131.5 × 281 cm

ストーリー

農奴解放令が出て10年ほど、それでもヴォルガ河のほとりでは、11人の男たちが縄を体に食い込ませ、家畜のように大きな船を曳いていました。20代半ばの画家レーピンは、ペテルブルク近郊でこの光景に出くわし、衝撃を受けて何十枚もの写生を重ねます。足かけ3年をかけて仕上げたこの絵は、皇帝の弟が買い上げ、若い彼の名を一躍知らしめました。レーピンは一人ひとりの顔を、疲れ果てた老人、うつむく者、諦めきった者と、まるで肖像画のように描き分けています。そのなかで画面のほぼ中央、明るい色のシャツを着た少年だけが、縄を肩からずらして胸を反らし、まっすぐ前を見つめています。

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