洗礼者聖ヨハネの斬首

洗礼者聖ヨハネの斬首


作品情報

制作年
1630
技法
油彩・銅板
寸法
35.4 × 26.2 cm

ストーリー

銅板に描かれたこの小さな楕円形の絵は、作者と年代をめぐって何度も評価が揺れてきました。シピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿のコレクションに属し、1650年に出たヴィラの案内書では「カヴァリエール・ジュゼッペ」、つまりチェーザリの作とされています。ところが1693年の一族の財産目録では、マルティニアーニという画家の名が挙がっていました。20世紀には批評家ロベルト・ロンギが追随者の作と見なし、1959年の美術館の目録は再びチェーザリに戻して17世紀初めに置きました。現在、美術館はドイツの研究者の説に従い、画家本人の作として1630年ごろ、晩年のものと考えています。中央には洗礼者ヨハネがひざまずき、左からは二人の女性が見つめています。おそらくサロメと母ヘロディアでしょう。右では上半身裸の処刑人が剣を抜こうとし、その背後に兵士が二人控えています。

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