楽園を追放されるアダムとエバ

楽園を追放されるアダムとエバ


作品情報

制作年
1587
技法
油彩、銅板
種類
絵画
寸法
51 × 38 cm

ストーリー

1850年ごろ、ウジェーヌ・ドラクロワは、天使に追い立てられてエデンを去るアダムとエバを鉛筆で素描した。構図は、当時すでにルーヴルにあったこの小さな絵から借りたもので、ただ二人の位置を入れ替え、エバの方が天使の近くを歩くようにしている。その素描は現在、ミシガン大学美術館にある。

カヴァリエール・ダルピーノことチェーザリは、この場面を高さ50センチほどの銅板に油彩で描いた。題材は創世記第3章の終わり、神が最初の夫婦を園から追い出し、戻る道をふさぐ場面である。この構図には需要があったらしく、ルーヴルは少なくとも三つの別のヴァージョンを把握している。美術館は自館の作品の年代を16世紀の最後の四半世紀と幅をもたせて示すにとどめている。一方で1597年ごろとする資料もあり、そうであれば画家は20代の終わりで、すでにローマで最も引く手あまたの画家の一人だった。

この絵はサヴォイア家の一員であるカリニャーノ公の所蔵を経て、フランス王家の血を引くコンティ公のものとなった。1777年のコンティ公の売り立てで、ルイ16世のために買い上げられた。

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