
祝福された魂
作品情報
ストーリー
1642年にグイド・レーニがボローニャで亡くなったとき、工房には注文主が依頼し、一部は代金も払っていた絵が残されていて、その多くは未完成だった。伝記作者カルロ・チェーザレ・マルヴァジアによれば、レーニの相続人は注文主たちに、代金を返してもらうか、描きかけのままの絵を受け取るかを選ばせたが、金を選んだ者はわずかだったという。この絵は、ローマに根を下ろしたフィレンツェ出身の一族のアレッサンドロ・サッケッティのためのもので、画家の死の時点で工房にあった。祝福された魂は翼をもつ裸の姿で、ほとんど色のない地を背景にし、体に巻きつくピンクの布だけがその単調さを破っている。絵画館は小さな油彩の下絵も所蔵しており、大画面の科学調査からは、レーニが描きながら姿勢や脚、腕、翼を何度も変えていたことがわかった。1688年からサッケッティ家のコレクションに記録され、1748年に一族のほかの絵とともにカピトリーノに入った。




