
タルソスに上陸するクレオパトラ
作品情報
ストーリー
1682年、ルイ14世はこの港の絵を画商ルイ・アルヴァレスから買い取りました。宮廷がヴェルサイユに正式に移った年であり、クロード・ロランがローマで世を去った年でもあります。最初の持ち主はアンジェロ・ジョーリ枢機卿で、1642年、少年ダヴィデがサムエルから油を注がれる場面と対にして注文しました。華やかな女王と、神に選ばれた羊飼いの少年とが向かい合う組み合わせです。物語はプルタルコスによるもので、マルクス・アントニウスに申し開きをするためタルソスへやって来たクレオパトラが、青い衣をまとって侍女たちと上陸し、赤い衣のアントニウスが迎えに進み出ます。絨毯を掛けた金色の小舟が岸壁に控えています。1695年にはグラン・トリアノンに合わせて画面が継ぎ足され、翌年には国王の寝室に掛けられていました。




