
Giotto · PD
ストラスブールの磔刑
作品情報
ストーリー
紙一枚よりわずかに大きいだけのこの小さな板絵は、1315年ごろに描かれた。ジョットがイタリア絵画の人物に新しい重みと感情を与えていた時代である。金地の上に磔刑の場面が広がり、十字架のキリストを嘆く人々が取り囲む。ストラスブールの美術館は1890年にこれを収蔵した。以来、その作者をめぐっては議論が続いてきた。はじめはジョットの工房の作とされ、1948年に美術史家ロベルト・ロンギが巨匠その人に帰した。一方で、ある無名の画家の手と見る人々もおり、彼らはこれを「ストラスブール磔刑図の画家」と呼び、ベルリンにあるもう一つの磔刑図と結びつけている。この板絵はおそらく、いまニューヨークにある玉座の聖母と小さな二連画をなしていた。




