
Giotto · PD
聖ステファノ
作品情報
ストーリー
ジョットのこの「聖ステファノ」は、はじめから一枚で飾られていたわけではありません。もとは祭壇の多翼画の一部で、おそらく1320年か1330年ごろ、フィレンツェのサンタ・クローチェ聖堂のために描かれ、やがて全体はばらばらにされて各地へ散っていきました。中央にあった聖母子は今ワシントンにあり、両脇の聖人二人はパリ近郊の美術館に、そしてこの板絵はフィレンツェのホーン美術館に落ち着きました。館は1904年にロンドンでこれを買い求め、収蔵品の目玉としたのです。ジョットは彼を半身で、助祭のダルマティカをまとった姿に描いています。誰の像かを見まちがえないよう、頭の上には殉教の石を載せています。ステファノは石打ちにされた最初のキリスト教徒でした。




