
Sailko · PD
ミュンヘンの二連祭壇画
作品情報
ストーリー
これは本のように閉じられるよう作られた、蝶番でつながる2枚の小さなパネル、個人の祈りのための二連画である。一方の翼にはバラの園で幼子を抱く聖母が座り、もう一方では、鎧姿の聖ゲオルギウスに付き添われた男がひざまずいている。二連画を開くたびに、持ち主は聖母の前にひざまずく姿で画中に現れたわけだ。その男の名はわかっていない。メムリンクがこれを描いたのは1480年から1490年ごろのブルッヘで、この商業都市の商人や注文主は、こうした小さく緻密な祈念画に惜しみなく金を払った。この作品はその後ばらばらにされた。聖ゲオルギウスの翼の外側には、聖母子を抱く聖アンナが描かれていたが、切り離されて、今は同じ展示室に独立したパネルとして掛かっている。




