
エドワード・グリムストンの肖像
作品情報
ストーリー
1446年、イギリスの外交官エドワード・グリムストンは国王ヘンリー6世の命を受け、ブルゴーニュ公フィリップ善良公の宮廷と交渉するため大陸に渡っていました。公の領地には豊かなフランドルの諸都市が含まれていました。ブルッヘで彼はペトルス・クリストゥスのモデルとなり、板の裏面の銘には画家の名と制作年が記されています。黒いシャペロンから長い布が垂れ、赤い胴衣の上に緑の錦の上着を重ねています。手にかかっているのはS字形の輪をつないだ鎖で、ヘンリー6世の王家であるランカスター家に仕える者のしるしでした。背後の壁の盾には一族の紋章が描かれています。ランカスター家は1461年に王位を失い、グリムストンは1478年まで生きました。肖像画はいまも彼の子孫が所有しており、ヴェルラム伯からナショナル・ギャラリーに貸し出されています。




