
GoldenArtists · CC-BY-4.0
1615年11月9日、スペインとフランスの王女の交換
作品情報
ストーリー
中央のふたりの若い女性は、互いに二重の意味で義理の姉妹になろうとしていました。1615年11月、スペイン王の娘アンヌ・ドートリッシュはルイ13世に嫁ぐためにフランスへ入り、入れ替わりにルイの妹エリザベートが、アンヌの兄で、のちのフェリペ4世に嫁ぐためスペインへ向かいました。この二組の縁組は、摂政マリー・ド・メディシスがまとめたもので、両国の王家を二重に結びつけるものでした。ルーベンスは国境での花嫁の交換を、ふたつの王国を擬人化した人物が執り行う儀式として描き、それぞれがひとりずつ花嫁を引き受けています。美術館によれば、黄色と赤の衣をまとっているのが「スペイン」です。フランスの王女エリザベートをスペイン側へ導いていくのは、この人物です。




