
Jean-Antoine Watteau · PD
公園の祭り
作品情報
ストーリー
制作は1712年から1713年にかけて。公園に身なりのよい男女が腰を下ろして語らい、そのあいだに彫像が立つ。光と大気が輪郭を溶かすので、石と木の葉が同じ材質に見えてくる。物語と呼べる出来事は何も起きていない。この絵がスペインに渡ったのは、パルマ出身の王妃イサベル・デ・ファルネシオの収集による。1714年にフェリペ5世と結婚した彼女は、ラ・グランハ宮にヨーロッパ有数の個人コレクションを築き、1746年の目録にはこの小品も記載されている。画面右下には小さな百合の花が描き込まれていて、これが王妃の所蔵を示す印である。




