
Viktor Vasnetsov · PD
空飛ぶ絨毯
作品情報
ストーリー
1880年、鉄道王サーヴァ・マモントフは、ドネツ鉄道の役員室のために、ヴァスネツォフに大きな三枚の絵を注文しました。これはそのうちの一枚で、主題はロシアの民話です。イワン王子が空飛ぶ絨毯に乗って帰路につき、その手には、捕らえた火の鳥が光る鳥籠を提げています。役員たちは面白く思いませんでした。魔法の絨毯など近代的な鉄道会社の壁にふさわしくないと考え、絵を突き返したのです。そこでマモントフは、この一枚を自分の手元に残しました。この注文には静かな皮肉があります。彼は結局のところ、彼の技師たちが眼下で鉄のレールを敷いていた、まさにその路線の上を、おとぎ話の英雄に飛ばせたことになるのですから。




