天使のいる聖家族

天使のいる聖家族


作品情報

制作年
1609
技法
油彩、銅板
種類
絵画
寸法
36.2 × 27.3 cm

ストーリー

この小さな絵をボストンへ導いたのは、一人の枢機卿でした。ジョン・ライトはボストンのドーチェスター地区に生まれ、1969年に枢機卿となって、ローマで聖職者省の長官を務めました。そのローマで、彼はこの作品を、南西フランスのランブラに代々伝えてきたコルビアック家の相続人から手に入れます。1979年にライトが亡くなると、絵は妹とその夫であるハヴァティ夫妻に遺され、四年後、夫妻は彼を偲んでボストン美術館に寄贈しました。

アルバーニがこれを描いたのは1608年から1610年頃のローマです。師のアンニーバレ・カラッチを追って、ボローニャから出てきていました。聖母は地面に腰を下ろして幼子を膝に抱き、ヨセフが右から身を乗り出し、左には二人の天使が寄り添います。美術館が指摘するのは、人物の量感です。うねる衣に包まれ、奥行きの浅い空間に押し込められた姿は彫刻のような重みを帯びていますが、画面全体の高さはわずか36センチほどしかありません。

この物語を音声で。アプリを入手。