
大地の寓意
作品情報
ストーリー
フランチェスコ・アルバーニの四大元素は1628年には仕上がっていたが、トリノに届いたのは1633年のことだった。その間の北イタリアは苦難の時代だった。1628年からはマントヴァ継承をめぐる戦争にフランス、スペイン、サヴォイアが巻き込まれ、カルロ・エマヌエーレ1世公は1630年、その戦いのさなかに没し、同じ年にはペストがピエモンテとロンバルディアを襲った。
絵にはそのどれも描かれていない。「大地」の主役は古い母神ベレキュンティアで、冠をいただき地球儀を手に、獅子の引く車に乗っている。花と穀物と葡萄酒の神々、フローラ、ケレス、バッカスが彼女に付き従い、その周りではキューピッドたちが野良仕事に精を出している。




