
Jean-François Millet · PD
ぶどう畑で
作品情報
ストーリー
1852年ごろ、ミレーの友人で建築家のアルフレッド・フェドーが、四季を描いた小さな絵四点の連作を注文しました。春の場面としてミレーが選んだのは、ぶどう畑の仕事でした。手前では、つばの広い帽子の男が身をかがめ、若いぶどうの木を支柱に結びつけています。背中には藁の結び紐の束。その奥では、背の高い緑に半ば隠れたもう一人の男が、支柱を地面に打ち込んでいます。ぶどうが実る何か月も前のこの作業に、秋の収穫がかかっているのです。絵が仕上がったのは1852年か1853年。同じ連作の夏は落穂拾いの女たちを描いたもので、いまは日本の山梨県立美術館にあります。ミレーは1860年代にも、別の注文主のために二度、四季の連作に取り組みました。




