
Jean-Antoine Watteau · PD
秋
作品情報
ストーリー
フランス美術館研究所がこの小さな楕円の絵を調べたところ、二つの異なる段階で描かれた痕跡が見つかり、下層からはラピスラズリ、スマルト、銅系の青という三種類の青が検出されました。制作年の説は1713年から1717年までと幅があります。ヴァトーが当時住み込んでいた金融家ピエール・クロザの邸宅の食堂のために描いた、楕円形の「四季」四点と結びつける研究者もいます。ヴァトーの友人で伝記を書いたケーリュス伯によれば、その「四季」は先輩画家シャルル・ド・ラ・フォスの下絵に基づいていました。画面では鎌を持つ若い女性が果物の籠に手を伸ばし、小さな男の子が布の端にブドウと桃を包んで運んでいます。「秋」という題もヴァトーのものではありません。医師で収集家のルイ・ラ・カーズが名づけ、1869年にルーヴルへ遺贈しました。




