ディオゲネスのいる風景

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ディオゲネスのいる風景


作品情報

アーティスト
ニコラ・プッサン
制作年
1648
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
160 × 221 cm

ストーリー

プッサンの友人で伝記作者でもあったアンドレ・フェリビアンは、画家が1648年、リヨンの商人一族の「ムッシュー・リュマーグ」のために、「ディオゲネスが椀を割る」大きな風景画を描いたと書き残しています。ほぼ三世紀にわたり、この一文はこの絵のことだと考えられてきました。ところが1961年、美術史家デニス・マホンは、画面のどこでも何も割れていないと指摘し、建物よりも光で組み立てられたこの風景は1650年代の終わりの作だと論じました。ディオゲネス・ラエルティオスの伝える逸話では、哲学者は手のひらで水をすくって飲む者を見て、もう要らないと、持っていた杯を投げ捨てたといいます。専門家の意見はいまも分かれており、ルーヴルは現在この作品を1654年から1658年の間としています。手前の小道では、ひざまずいた人物が水辺に身をかがめて飲み、はるか奥の木立の間には、ローマのベルヴェデーレを手本にした宮殿が見えます。

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